どうにかしたい産後太り!太る原因とママにおすすめダイエット

2018年07月17日更新

妊娠中に体重がふえても、出産後には元通りになると思っていたのに、全然痩せられない…!そんなお悩みを抱えるママも多くいらっしゃると思います。

出産前後はよくも悪くも、身体の変化が大きい時期。とくに産後6か月までは体が変わりやすい時期だといわれています。このタイミングで、しっかりと身体のメンテナンスをしておけば、妊娠前よりも痩せやすい体・太りにくい体を手に入れられるということ。でも、無理やり痩せようとして身体に負担をかけるのはNG!

この記事では、産後太りの原因とダイエットの方法についてご紹介していきます。

監修者:玉城 綾香 先生 (柔道整復師)
宮城県とみやバランス整骨院

産後太りの原因

産後太りの原因として考えられるのは、以下の5つが主な原因です。

産後太りの原因

1. 妊娠中に皮下脂肪を蓄えているから

妊娠中はホルモンが影響し、お母さんのおなかの中の赤ちゃんを守るため脂肪を蓄えやすくなります。さらに、お腹の中の赤ちゃんに栄養をとどけるために食欲が増加したり、妊娠中は運動量が減ってしまったりすることでも体重が増えてしまいます。

妊娠中には、赤ちゃん以外の『胎盤』・『羊水』・『血液』・『皮下脂肪』により約8キロ~15キロほど体重が増えてしまうといわれています。しかし出産によって自然に減るのは『胎盤』と羊水』をあわせたたった5キロほど。残りの3キロ~10キロは産後のケアで落とす必要があるのです。

ダイエット

2. 産後に基礎代謝が下がっている

基礎代謝は、「呼吸をおこなうエネルギー」、「心臓をうごかすエネルギー」、「体温を維持するエネルギー」など、生きるために必要となる最低限のエネルギー代謝のことです。

妊娠中は、体温があがったり、赤ちゃんを維持するために基礎代謝があがります。しかし出産後にはこの基礎代謝がさがってしまうので、自然に消費されるエネルギー量が減ってしまうことになります。

また妊娠中の10か月間、安静に過ごし運動量が減ってしまう生活を続けているお母さんの筋力はさがってしまいます。すると、筋肉が自然に消費するエネルギー量が減るので、基礎代謝が下がってしまい、結果的に太りやすくなってしまいます。

3. カロリーオーバーな食事

母乳を赤ちゃんにあげているお母さんは食欲が止まらないという方も多いと思います。しかし、そもそも基礎代謝がさがってしまった状態ですので、出産前と同じような食事量を取り続けている場合も、必然的に産後太りを加速させることになってしまっています。

4. 骨盤の開きが「ぽっこりお腹」を作っている

出産前後には赤ちゃんが産道を通りやすいように、お母さんの体には『リラキシン』というホルモンが分泌され骨盤がゆるみ始めます。

出産後には、3か月から4か月ほどかけて開いた骨盤がもとに戻るのが一般的ですが、産後直後には、まだ骨盤周りの関節がうごきやすい状態になっているため、産後の生活や育児の体勢によっては骨盤がゆがんでしまったりします。

このゆがみによって骨盤が開いてしまってスペースができてしまうと、内臓が下がってきてしまい、見た目的に「ぽっこりお腹」のような下っ腹が出た体型になってしまいます。

5. 骨盤が歪んで脂肪がつきやすくなっている

骨盤がゆがんでいると、骨盤まわりの筋肉が緩んだままの状態になります。筋肉が緩んだまま収縮運動をしなくなると、おなか周りのエネルギー消費量がさがってしまいます。さらに、筋肉が収縮しないと、血液やリンパの流れが悪くなるので、老廃物を流す機能がそこなわれてしまうので脂肪が付きやすい体質になってしまいます。

産後太りダイエットの3つのポイント

産後太りの原因がわかったら実行に移しましょう!次の3つが産後太りを解消させる大切なポイントです。

ダイエットのポイント

1.骨盤矯正をおこなう

産後のダイエットの基本は骨盤矯正です。お母さんの体型に大きな変化をもたらすことができるのは、だいたい出産後6か月までです。この時期をすぎると、骨盤が閉じてしまうので矯正しづらくなるのでタイミングがとても重要です。

骨盤矯正

2.食事を見直す

産後のダイエットでは、普通のダイエットとはちがい、バランスの良い食事にできるよう食事の内容を見直すだけで十分に効果が期待できるんです。

くれぐれもファスティングなどの無理なダイエットはNGです。出産後の体はとてもデリケートなうえ、母乳育児中のお母さんの場合は、母乳の質を悪くしてしまうことにもなりかねません。

1日3回規則正しく食事をとるように見直すことと、炭水化物・資質・タンパク質・ビタミン・ミネラル・などの『栄養素のバランス』を見直すことが大切です。

3.身体を動かして基礎代謝アップ

産後は体を動かす機会が少なくなっていると思います。そこで『ストレッチ』を取り入れて、出産前に使っていなかった筋肉や、負担がかかった筋肉をしっかりと伸ばしてあげて、筋肉に柔軟性を取り戻しましょう。ヨガやピラティスなどの体の柔軟性をたかめることのできる運動もおすすめです。

ヨガ

産後のダイエットの基本、”骨盤ケア”について

骨盤矯正

1.産後骨盤矯正は産後1か月ごろから6か月ごろまでに!

産後骨盤矯正をはじめるのに最適な時期は、通常分娩の場合で産後1か月頃から、帝王切開の場合は産後2か月頃からが目安です。

産後1か月までは体の変化が特に大きい時期ですが、骨盤ベルトで締め付けてしまうと悪露の排出を妨げてしまうおそれがあり、出産後の体の回復を遅らせてしまうことにもつながってしまうので、産後の骨盤ケアは母体が回復してからおこなうようにしましょう。

産後6か月

2.骨盤ベルトをつかった骨盤ケア

骨盤ベルトは、不安定な骨盤を支えたり、その骨盤をささえる筋肉の負担をやわらげる役割をします。産後の骨盤ベルトはお母さんの体をよく研究して作られているので、産科でおすすめされた方も多いと思います。

しかし、間違えた使い方だと、骨盤周りの筋力が低下したり、骨盤の歪みを強くする恐れもありますので、ご自身に適したケアをおこなうために、専門の方に指導を受けるのがおすすめです。

3.整体院・整骨院でうける“産後骨盤矯正”

整体院や整骨院でも産後の骨盤矯正に力を入れている施設があります。ママタレントとして活躍している芸能人も産後骨盤矯正を受けたことをブログやSNSで書いているのをよく見かけますよね。

整体院・整骨院の産後骨盤矯正では、歪みだけでなく痛みもとってもらえたり、自分にあわせた施術が受けられたりと通院するメリットもありますが、整体院といってもさまざまななので、慎重に施設をえらぶことが大切です。

整骨院

施設選びのポイント

国家資格者である「柔道整復師」が在籍している施設の中で、産後骨盤矯正での実績が豊富であることや、専門性が高い施設を選びましょう。

整体業界は、各施設・各先生によって専門性がさまざまです。そのため施設の情報やホームページを確認し、『産後骨盤矯正』にどのくらい力をいれているのかを確認し、なるべく自宅から通いやすい施設を選ぶようにしましょう。

もみほぐしのようなマッサージだけを行う施設はおすすめではありません。また産後の骨盤矯正には激しい矯正をおこなう必要はありませんので「バキバキ」「ボキボキ」と音が鳴るような矯正をおこなう施設もおすすめはできません。

整体院・整骨院でうける骨盤ケアのメリット

ゆがみ方は一人ひとり異なるので、「なぜこの方向に歪むのか?」「歪みとあなたの体の悩みはどんな関係があるのか?」などについて具体的なアドバイスが受けられ、ゆがみ方にあわせた調整が専門家から受けられます。また、痛みが出ている場合も矯正時にケアしてもらうことができます。

ベビーベッド・託児サービスをおこなう施設もある!

産後骨盤矯正をおこなう整体院の中には、ベビーベッドを設置していて赤ちゃんといっしょに通える施設や、託児スタッフが在籍している施設もあるので赤ちゃんから目を離せないママにもおすすめです。

 まとめ

「出産」はとても大きな一大イベント。身体の変化が起こるのは、骨盤だけでなく、内臓の一や、筋肉、神経までお母さんの体は大きく変わります。だからこそ、たくさんの悩みが出てくるんです。出産を経験したお身体をいたわりながら、無理のない程度にダイエットをすすめてくださいね。