夕方のむくみをなんとかしたい!手軽にできるむくみ解消法を紹介します

2018年04月16日更新

「夕方になると足のむくみが気になる…」オフィスワークの方も、立ち仕事の方も同じ悩みを抱えています。今回は、そんなむくみに悩まされる皆さんに、実践しやすいマッサージからむくみを撃退できる食品を教えちゃいます!

その前に、なぜむくみがいけないのか?むくみやすい体質についても解説していますので、しっかり最初から最後まで読んで下さいね。

夕方の足のむくみが軽くなれば、お仕事後のフットワークも軽くなりますよ!

Q① むくみやすい体質や生活習慣・行動を教えて下さい

血圧の低い人は心臓からの静脈血を引き上げる力(筋ポンプ作用)が弱くなるためむくみやすいです。又冷え症や肥満の人もむくみやすい傾向にあります。

極端なダイエットを行うと、足の筋力が落ち「筋ポンプ作用」も低下し脚がむくみやすくなります。座り仕事、立ち仕事など、動かない状態が続くと、重力の影響で体内の水分が下半身に溜まり、むくみやすくなります。

又、水分や塩分の摂りすぎも、血液中の水分を増やすことになり、余分な水分が溜まってむくみやすくなる原因となります。

Q② むくみを放置するとどうなるか原因とともに教えて下さい

むくみは水分の停滞ですから、放置すると冷えてきます。これが冷え症の原因になり、冷えるとますます代謝が悪くなりむくみの原因となってしまうという悪循環が起こります。

そしてむくみを放置すると、水分や老廃物と脂肪が混ざりセルライトの原因になります。セルライトになってしまった脂肪はダイエットしてもなかなかおちるものではありません。

また、人の皮下組織は伸縮したままの状態にすると、組織が広がってしまう事が有ります。足に過剰な水分が溜まり、皮下組織に圧力がかかると、どんどん組織が広がってしまいます。それは足を太くすることを意味します。

さらに、むくみを放置すると下肢静脈瘤が引き起こされ、それが悪化すると潰瘍が出来てしまう可能性もあるのです。

Q③ 自宅でおすすめのむくみを解消する方法を教えて下さい

脚のリンパマッサージなどのセルフケアで血液の循環を促しましょう。

むくみイメージ

①太ももの付け根にあるリンパ節を刺激する

あぐらをかいて両ひざを深く曲げて座り、両手の平を重ねる様にももの付け根(そけい部)にあて身体の重みでゆっくりと圧力をかける。

②膝から足の付け根にかけてマッサージする

両手で包み込むように膝から徐々に太ももに向かって、優しく撫で上げる。裏側、内側、外側と分けて行う。

③膝の裏側にあるリンパ節もしっかり刺激する

ひざの裏にある凹みに4本の指を当て上に向かって擦る。

④ふくらはぎは、足首から膝に向かってやさしく

足首から膝の裏に向けて、手のひら全体で優しく包み込むようにさする。

⑤つま先から足首に向けてていねいに

足首を軽く回した後、脚の甲と裏の両面を、つま先から足首に向けてさする。足の裏をツボ押し棒等で軽く刺激しても良い。

また、このマッサージは筋肉に対して強制的な運動をさせる為、下肢に停滞した水分が原因で起こるむくみは、解消されます。

男性の場合は女性に比べ筋肉がしっかりしているので、下半身に溜まった余分な血液を筋肉の力で心臓に戻せるのですが、女性の場合はこの筋ポンプ運動が弱いのでむくみやすくなるのです。

お時間のある方は是非、このセルフケアをしてみてくださいね。すっきり美脚を目指しましょう!

Q④ オフィスなどで手軽にむくみが軽減できる方法を教えて下さい

・椅子に座った状態で、ひざ裏のくぼみを両手の指でほぐす。
※リンパ節があるためむくみがひどい人は少し押しただけで痛みを感じる場合も。しっかりもみほぐすこと。

・椅子に座った状態で、床から軽く足を浮かせ、足首から先を上げかかとを落とす。
※1度に20回ほど行い、1時間に1度位すると退勤後も足が軽くて過ごしやすくなります。

・フットレストを椅子の下に用意する。
※つま先が上に向くよう角度の変えられるものが良い。

・ゴルフボールを用意し、椅子の下で足裏を刺激する。

・着圧ソックスを着用する。

Q⑤ なぜ③④の方法でむくみが解消されるのか教えて下さい

「リンパ」には「余分な液体の回収」「排泄機能」「免疫機能」の3つの大きな役割があります。つまり、リンパ系の働きには「体液循環の環境を一定の良い状態に保つ事」にあるのです。

排泄機能については、皮脂に溜まった余分な脂肪の排泄など、いわゆる「老廃物の排出」という大切な役割が有ります。

老廃物は通常は静脈に取り込まれて心臓まで戻ってきます。静脈に入りきらない溢れた分の老廃物はリンパ管に流れこみますので、リンパ系の働きは静脈の働きを補佐するという大切な役割が有るといえます。

このような事からリンパマッサージや圧着靴下・フットレストを使い流を良くすることで、リンパ液の流れを活性化し、滞りを防ぎ、むくみの原因の水分の排出とともに老廃物を排出するという効果が期待できます。

また、ふくらはぎの筋肉は、心臓から送り出された血液が足先まで巡って心臓に送り返される際のサポートをするという役目があるので、ふくらはぎの筋肉を鍛えることが大切です。

ふくらはぎは「第二の心臓」といわれるぐらい循環の大きな役割を担っています。「たかがむくみ」と見過ごさず、細かくケアをして巡りの良い体を作っていきましょう。

Q⑥ むくみに効果的な食材を知っていたら教えて下さい

①カリウムを含む果物や野菜:バナナ・ホウレンソウなど
カリウムには体内の余分なナトリウム(塩分)を排出する働きがあります。

②クエン酸を含む果物や野菜:グレープフルーツ・レモンなど
クエン酸には老廃物を排出する働きがあります。

③ビタミンEを含む果物や野菜:プルーン・モロヘイヤ・アボカドなど
ビタミンEには体内のナトリウムを排出するとともに、血液の酸化を防いで老化の予防ができるという働きがあります。

④サポニンを含む果物や野菜:きゅうり・スイカなど
サポニンには利尿作用があり体内の水分量を調節する働きがあります。

⑤ポリフェノールを含む果物・飲み物:赤ワイン・ブルーベリー・玄米など
ポリフェノールには血液の流れを良くし、血行を良くする働きがあります。抗酸化作用もあり老廃物を効率的に排出します。

⑥ビタミンB1を含む果物や野菜や食材:かぼちゃ・豆腐・豚肉など
ビタミンB1には血液をサラサラにする働きがあります。

⑦ビタミンB6を含む穀類や野菜:大豆・とうもろこしなど
ビタミンB6には血液をサラサラにするとともに、大豆にはイソフラボンという女性ホルモン「エストロゲン」に似た作用をするため、ホルモンバランスを整える働きがあります。

最強のむくみ防止の食材はこれ・・・!【プルーン】

プルーン
挙げた中でも、プルーンはビタミンE、カリウム、クエン酸を豊富に含んでいますのでおすすめです。生で食べるよりもドライフルーツを食べた方が栄養が凝縮されているので効果が高いですよ。さわやかな甘みがおやつにぴったりです。

監修の先生からの一言

一晩寝ても、むくみが治らない場合や顔や手などにもむくみが起こる場合は、病気が潜んでいることもあるので医療機関での受診をおすすめします。